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駅伝豆知識

駅伝豆知識

vol.01
「駅伝」のはじまり
首都が京都から東京に移って50年を記念し、1917(大正6)年に開催された京都~東京間の駅伝競走が日本最初の駅伝といわれています。
京都の三条大橋から東京の上野まで東海道500キロ余りを、23区間に分けて3日間でリレーしました。この大会が人気を呼び、3年後に東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が始まります。
駅伝という名称は、中央と地方を結ぶ道や中継地(駅)を整え、主に馬を使って知らせや物資を届けた「駅伝制」に由来するといわれています。
既に7世紀ごろの書物に「駅馬」「伝馬」の言葉が見られるようです。
vol.02
駅伝と「たすき」
「たすきをつなぐ」のが駅伝競走の醍醐味です。しかし、短距離リレーのようなバトンではなく、たすきが使われ始めた理由は明確にはわかりません。ただ、長い距離を走るので、できるだけ軽く、走るときに邪魔にならないことなどが考慮されているのではないでしょうか。
たすきは布製で、幅6センチ、長さ160~180センチが標準です。全国男子駅伝のものは、片方の端にもう一方の端が通せるように穴があけてあります。
走者は必ず肩から斜めに脇の下に掛けなければならず、中継所でのリレーの際は走者間で手渡さなければなりません。
vol.03
最多優勝
前回20回大会は埼玉県チームが初制覇し、9つめの優勝チームとなりました。
これまでの最多優勝は長野県チームの6回。続いて兵庫県チームの5回、福岡県チームの3回となります。兵庫県チームは準優勝も5回あり、涙をのんだ大会も多いのです。
一方、8位以内の入賞でみると、兵庫県チームが第4回から第18回大会まで15連続を含む17回の入賞を誇ります。広島県チームは10回入賞。その一方で、まだ入賞経験のないチームも19県あります。今大会も上位入賞、過去最上位を目指して、各都道府県チームが熱い戦いを繰り広げます。
vol.04
世界へ
全国男子駅伝の大きな目的は、国内男子の中・距離選手の強化・育成にあります。この大会を経験し、オリンピックや世界陸上競技選手権大会(世界陸上)に日本代表として出場したランナーは56人にのぼります。昨夏北京で開催された2015年世界陸上競技選手権大会に日本代表として出場した大迫傑選手(5000メートル)や鎧坂哲哉選手(1万メートル)、前田和浩選手(マラソン)らも全国男子駅伝で活躍しています。
きっと、今大会に出場したランナーから2016年8月のリオデジャネイロ・オリンピック、そして2020年の東京オリンピックで日の丸を背負う競技者が現れることでしょう。
vol.05
ふるさと競技者制度
全国男子駅伝の特徴のひとつに、社会人・大学生の競技者が出身中学・高校のある都道府県から出場できる「ふるさと競技者制度」があります。有力な実業団や大学の有無でチーム力に差がつかないよう均等化し、大会をより郷土色豊かにしています。 
当初は、出場人数、回数に制限がありませんでした。第5回大会でいったん、「1チーム1区間。高校(中学)卒業後4年以内で4回まで」となりましたが、その後、卒業後の期間制限や回数制限は撤廃されました。

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